岐阜県瑞穂市馬場上光町にある岐阜西動物病院の診療日ならびに診療時間
     


ヨーロッパで古い歴史を持つ自然療法「ホメオパシー」。約200年前にドイツ人医師サミュエル・ハーネマンが体系化した医療で、日本の漢方のような存在にあたります。日本語ではかつて「同種療法」や「類似療法」と訳され、本来カラダに備わっている自然治癒力に働きかけることで、病気の動物がカラダのバランスを取り戻し、回復していく過程を手助けする治療法です。

 


■ 毒をもって毒を制する

ホメオパシーの治療は、古来より伝わる「毒をもって毒を制する」という考え方に似ていて、「健康な患者(動物)にとって有害な症状を引き起こすものでも、その症状を持った患者(動物)にとっては、病気を治癒する力になる」という考えが基本になっています。この発見は、ハーネマンがマラリヤの特効薬であったキナの皮を煎じて飲んでみたところ、悪寒・発熱・発汗などマラリアそっくりの症状に見舞われましたが、時間が経つと、その症状がなくなったことからきています。


■ 動植物、鉱物から作られる薬剤

ホメオパシー剤の種類(顆粒、ピル、ソフトタイプ)ホメオパシーで使われる薬は「レメディ」と呼ばれます。現在3,000以上の種類があり、その約65%は植物から、残り35%は動物や鉱物などから作られています。この原料には強い毒性を持つものも存在します。しかし、レメディという原料の付着した砂糖粒になるまでには、非常に高い希釈率で薄めるため、カラダに悪い影響を及ぼす成分はなくなり、自然治癒力に働きかける作用のみ得ることができます。希釈率によっては、原料の分子がほとんど残らないほど薄めているものもあります。なぜレメディが効くのか科学的な解明はされていませんが、治療効果の科学的な検証については、世界で170以上の試験が行われ、多くの研究論文が報告されています。

■ 動物の性格に合わせた処方

ホメオパシー製剤ホメオパシー治療では動物の状態について、飼い主の方からの問診やカウンセリングが必要になってきます。それは、治療に使われるレメディには数多くの種類があり、同じ症状でも、それぞれの動物の性格やクセ、好み、生活習慣などに合わせて、レメディを処方する必要があるからです。


☆ホメオパシーの特質を生かした使用例
・ 若齢動物、高齢動物、妊娠中の動物への投与
・ 重篤な症例で従来の治療法が使用できない動物への投与
 (薬物アレルギー等も含む)
・ 一般医療との併用時、薬剤の投与量の削減
 及び副作用の軽減を目的とした治療
・ 難治性疾患のクオリティオブライフ(QOL)を考えた治療
・ 問題行動や精神的な問題に対する治療補助として
 …などが挙げられます。


   【レメディの例】

レメディ アコナイト アコナイト

原材料はキンポウゲ科のトリカブトという植物です。この植物は全草に猛毒が含まれており、毒矢などに使用されていました。この植物から抽出した毒物を極端に希釈・振とうすることにより、毒としての作用は無くなり、逆に身体や精神が突然の恐怖、ショック、また突然の各疾患の発症等にさらされた際、これを投与することで症状を緩和したり、取り除いたりするように働きかけます。

 
レメディ イペカック イペカック

原材料となる吐根は南米の熱帯雨林に生息する、アカネ科の常緑低潅木で、その根を乾燥させたものから作られます。一般医療では催吐剤などに用いられますが、ホメオパシーにおいては逆の効能で使用します。すなわち強い吐き気の症状があり、吐いても楽にならないような時に有用とされています。

 
レメディ カンサリス カンサリス

原材料はスペイン蝿(ゲンセイ)というヨーロッパ・西アジアに住む緑色の甲虫から作られます。この虫はカンサリジンと呼ばれる大変強い毒性をもった分泌物を持ち、これに触れると皮膚は非常に痛み、熱を持ち、炎症を起こします。ホメオパシーにおいてはさまざまなタイプの火傷や、焼けるようなひりひり感を伴う膀胱炎などに用いられます。

 

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